カーニバル?

今回の話は、少し前の出来事からスタート。

 

メルボルンにはいくつか,オージーが血湧き肉躍る(らしい)イベントがある。

そのひとつがこれ,メルボルンカップ

www.vrc.com.au

これは、毎年11月の第1火曜日に開催される競馬。超ドレスアップした紳士淑女が,City北にあるフレミントン競馬場にこぞって集うらしい。
テレビを眺めていると,ニュース番組では数日前から今年インなドレスの傾向やら出走馬の話題やらをテンション高めに伝えていたし,賭け屋のCMの頻度も高くなる。

何よりも,メルボルン所在のビクトリア州メルボルンカップ当日が祝日である。その名もダイレクトに「Melbourne Cup Day」。いかにオージーがそわそわしてしまう日なのか(=仕事が手につかない)を如実に物語っている。

私は全く競馬に興味はないのだが,お祭り騒ぎは無論気になる。せっかくの機会だから現場近くに行って雰囲気を味わってみたかったが(AFLの決勝戦は近くに行ってみた。この時の話は後日。)当日はひどい悪天候で,ものすごく寒かった上に雹まで降る始末だったので,テレビで特番を眺めたりレースを観戦してみたりした(結果,やはり興味がないものにはあまり食指が動かなかった)。

 

ただ,今回書きたいのは,メルボルンカップの様子や内容ではない。

 

頭の片隅で,つい最近まで,もやっと「Melbourne Cup Carnival」との表記が気になっていた。

どこかで記念パレードでもやるのかな~と思っていたところ,確かに前日には大々的なパレードをやっていたようだった(ニュースで流れていた)。が,パレードが終わった後も,競馬場の入口に Melbourne Cup Carnival と書いてあるのがちらりと見えたり,テレビの番組表の特番名が Melbourne Cup Carnival ほにゃらら,だったりして,カーニバルって何だろう・・・?と。当時オンライン辞書で軽く調べてみたが,「謝肉祭」「お祭り騒ぎ」。私の理解と異なる記載は特になく,モヤモヤしつつもそのままにしていた。

 

時は流れ。

子供の小学校から,4学期が終わって(メルボルンは4学期制。1月下旬から新学年が始まり,約10週間の授業+約2週間のお休み,が4セットで12月のクリスマス前に1年が終わる)夏休みに入るタイミングで,翌年度の体育の授業で行う水泳に関する同意書の提出を求められたのだが,その書面の表題が「2023 Swimming Carnival」。

あ!カーニバル!!!

 

スポーツなどの「大会」っていう意味なんだ,と初めて認識した瞬間だった(←大袈裟)

 

教訓その1。気になった言葉はうやむやにしないできちんと調べること(後日きちんと辞書をめくったらジーニアスにも小さーく書いてあった)。

こちらの小学生用の辞書には,しっかりがっつり載っていた

教訓その2。生きた英語で習得した言葉は深く焼き付くから,たくさん浴びること。

 

要はもっともっと勉強が必要,ということです。

 

ちなみに全く話は変わるが,我が子の小学校のSwimming Carnivalは新学年が始まったすぐ翌日に開催。この日程,日本では考えられない。