夏休みの終わりと進級・進学

先週末1月29日で長い長い夏休みが終わり,二男の小学校は1月30日(月)から,長男の中学校は1月31日(火)から,それぞれ新学年がスタート。久しぶりの学校対応などで,あっという間に1週間が過ぎ去っていった。

 

二男は晴れて新6年生に進級。

こちらの学校は,どうやら最終学年になると特別の特注ジャンパーを着られるという特権?があるようで,5年生の最終学期の始めころ(=我が家の二男が通い始めて少しした頃)に名入りジャンパーのオーダー用紙を渡された。

このころはまだ通い始めということもあり,おそらく全く授業についていっていないだろうと思っていて(そもそも学校でどんな勉強,どんな生活をしているのかもわかっていなかった。…今もよくわかっていないが)通い始める際に学校とのやり取りでちょっとした齟齬があった経緯なんかもあり,二男を進級させるつもりがあるのかどうかという学校側の意向も不明だった。果たしてジャンパーをオーダーしてもいいものか,と悩んで学校に相談したところ,翌日,担任の先生からこんなメールが届いて,すごくほっとした覚えがある。

The office let us know about your request regarding the best year level for ○○○ next year, so we have investigated what is best practice. I believe there would be research suggesting keeping students with their peers. 

○○○ has already formed friendships within the group, and is eager to learn. We feel he would be best placed in Grade 6 next year, together with his friends.

私としては正直,勉強どうのこうのは二の次で(できなければあとで追いつけるようにフォローすればいい),仲良くなり始めていた友達と一緒に進級させてもらいたいと思っていた。先生も同じように考えて対応していることが嬉しかったし,二男が学校で奮闘しているんだなということもじわり伝わってきて,感慨深かった。

そして先日の金曜日,二男が嬉しそうにジャンパーを持って帰ってきた。胸に「23」のエンブレム,背中に’Class of 2023'と新6年生全員の名前が書いてあって,なんだか格好いい。

こちらは夏のはずなのに,ここのところダウンを着込むほどの寒さなので,早速ジャンパーも活躍するはずだ。

 

かたや長男。こちらも晴れてセカンダリーに入学。

snemtea.hatenablog.com

ハーフパンツに革靴,半袖シャツにネクタイと,しゃきっとして素敵な制服。毎朝ネクタイをぎこちなく締めて出かけている。留学生がかなり少ない学校でアウェー感満点なのだが,早速友達が数人できた様子。また,体育の授業で得意のドッジボールをやって,大活躍だったらしい。滑り出しはまずまずのようだ。

二男の小学校も同じなのだが,各自,学校が指定する業者から指定のChrome bookを購入せねばならず(日本でのiPadの無料貸与,つくづく太っ腹だなあと思う),学校の時間割も先生からの連絡も,行事の指示も教室の変更も,宿題も通知表も,全てオンライン,自己管理。親に対する連絡や種々の支払いなども同じフォーマットでオンラインで行われるので,親も少なくとも週に1回は必ずログインして確認するように,とのお達しがあった。

早速ログインして確認すると,膨大な連絡と資料などの山,山,山…当たり前だが全部英語だし,PCで目がものすごく疲れるしでかなり苦戦している。私は古いタイプの人間で,書面の方がすんなり文章が頭に入るし書き込みできるし,物理的に並べて比較検討しやすかったりもするし,で好みは断然紙派。ただ日本を引き払ってくるときの書類や本の廃棄に本当に苦労したので,最近はデータはデータのまま,なるべくプリントアウトしないように心がけている。

が,PCの画面の見すぎで目がやられてしまい,視界がぼやけるだけでなく,眼球の表面がかなりひりひり痛む。日本で眼科に行った際にひどいドライアイだと診断されて多めに目薬を処方してもらったのだが,もう使い果たしたので,こちらの薬局で適宜なものを入手せねばならない。

あと,データ化・オンライン化の弊害だなあと感じたのは,あまり必要でないと思われる資料などものべつまくなしにアップされ,提供する側による取捨選択がほとんどなされていないこと。オープンで,情報に簡単にアクセスできるのはもちろんいいことなのだが,情報の海から適切な情報をピックアップするための受領側の労力がかなり要求されている気がする。

 

パートナーも2月半ばから大学院生活が本格始動する。私は…私自身のことは後日,別記事にて。

ともあれ,渡豪160日余。皆,新しいステージに立っている。

*追記:私自身の状況については↓

snemtea.hatenablog.com